写真(上)|©︎民族文化映像研究所

思考力(発想力)を養う映画の見方 

2.17 Sat

14:00 ~ 16:00
 13:30【開場】

一般:¥3.000(税込)
会員・学生:¥2.000(税込)

場所:STUDIO KICCALO

奥会津の木地師
1976年制作/55分/DVD上映

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©️民族文化映像研究所|写真提供

日本列島には、近年まで移動性の生活をする人々が活躍していた。山から山へ移動して椀などの木地物を作る木地師も、その中にあった。これは昭和初期まで福島県南部の山間地で盛んに移動性の活動をしていた木地師の家族の生活と技術の再現記録である。

この地域はブナを中心にした落葉広葉樹林帯である。木地師はまず木地屋敷を作る。屋根も壁も笹で葺く、掘立て造りである。家の中には、囲炉裏のある座敷とフイゴやロクロ台などを置く広い土間がある。屋敷が出来上がると山の神を祀り、フイゴまつりをする。

(民族文化映像研究所 作品総覧より抜粋要約)

F1/K2

お話のポイント:

かつて日本各地にはその一生を移動し続けて暮らす「漂泊の民」がいました。その代表的な人々が「木地師(きじし)」です。木地師とは、轆轤(ろくろ)を使い、お椀やお盆、杓子やこけしなどを作る職人です。 彼らはなぜ一カ所に定住をせず、移動して暮らしてきたのでしょうか。また、彼らの移動生活を支えてきたのは何だったのでしょう。

映画は、その謎を明らかにするだけでなく、「土曜日の会」に集う私たちに根源的な問いを投げかけてくれます。
【予約状況:20/20名: 満席】 

申込み終了

レポート「土曜日の会」 #2

上映後、この映画を製作した民族文化映像研究所の主な作品の紹介と、研究所に実質的にあるいは精神的に深く繋がっていた人として、民俗学者の宮本常一や近畿日本ツーリストの元副社長馬場勇、渋沢敬三のお話をさせていただいた。参加者には、雑誌の編集者、ライター、建築士、町づくり・コミュニティー作りに携わる人、IT関連会社社員、主婦、フリーアナウンサー、英語翻訳家、図書館職員、そして前回のゲストスピーカーであり、デザイナーの山田佳一朗さんなどいろんな方にお越しいただいた。その中でも、小学生の姉妹を連れてご家族四人できてくれた人たちがいたことは、とても嬉しかった。お椀がどのように作られるのか子供が知りたがったという。映画を見て子供なりに何か感じてくれたのではないかと思う。

これだけバラエティーに富む人たちがいると映画をみる視点も様々で、矛盾しているような言い方になるが、『同じ映像を見ながら全く違うものを観ている』ことがわかり面白い会となった。個々の視点は感想・メモ欄から抜粋させていただいたのでそちらをご覧いただきたいが、上映後の皆さんとの話し合いの中で、二つ印象に残ったことがあった。それを今回のイベントレポートにしたい。


【レポートその1】
ナレーションなのか、語りなのか、何なのか。

木地師の暮らしや技術といった映画の内容の話ではないのだが、「ナレーション」に関心を寄せた方が多かったことは特筆すべきことのように思う。しかし、あの独特な語りと映像との間に醸し出される味わいを直ぐには…


【レポートその2】
「あ、うん」と異なる木地師の気持ちの合わせ方

私の周りでは、木地小屋を建てる様子が話に上がっていた。木地師は山から山へ移動しながら暮らしを立てていく。自分たちの作業に適した場所が見つかると、そこに木地小屋を立てて…

 


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