そもそも|第2号
そもそも|第2号
(somosomo2)
「そもそも」第2号の特集は、【諏訪式】第2章近代 人づくり編です。今回は、出版王国信州の背骨とも言える「もうひとつの諏訪の顔」に焦点を当てていきます。
岩波書店の創業者岩波茂雄、筑摩書房の創業者古田晃、みすず書房や古今書院など多くの出版社が諏訪圏の出身者によって起こされています。文人にはアラアギ派の島木赤彦、平林たい子、新田次郎などがいます。
その一方で諏訪は「そもそも創刊号」で取り上げたように、明治の急激な荒波が押し寄せる時代に、養蚕から製糸業を創意工夫を重ねて発展させました。その精神は戦後の精密機械工業の礎にもなっています。
しかし、なぜ諏訪は工業だけでなく文化を育てることができたのか。品質の高い「もの」を作るだけでなく、「こころ」を育むこともできたのか。
いまや、「もの」と「こころ」、「産業」と「文化」、「右脳」と「左脳」はどこかで別物と思われている中で、諏訪がそうした二つの側面を同時に進化させることができたその理由を探ります。
作品 | そもそも 第2号 |
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企画・製作・発行 | 株式会社ささらプロダクション |
発行年月日 | 2016年10月15日 |
サイズmm(縦×横) | 236×182 全45ページ |
責任編集 | 小倉美惠子 |
装丁・レイアウト | 矢萩多聞 |
作画/イラスト | 近藤圭恵(p1)/石川とも子(p36) |
取材/製作協力 | 吉江志づか |
印刷 | 日本ハイコム株式会社 |
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