アカデミック版とは

1. 映画の新たな見方


一般的に市販されているDVDやBlu-Rayは、個人または家庭内での視聴を対象としています。こうしたデジタルコンテンツを利用して、不特定多数の個人や団体などみんなで映画を鑑賞することや、有料、無料を問わず無断で上映会を開催することは著作権上、禁止されています。

一方、映画を見る環境はかつての様に「映画館」だけではなく、大学や博物館などの教育機関や公共施設をはじめ、コミュニティーホールやイベントスペース、カフェやサロンなどにも広がり、みんなで一緒に鑑賞する場が増えてきています。観賞後には感想や印象を交わし合うことがひとつの楽しみになっています。そうした場所では、映画は人と人とが出会い、心を通わせるためのきっかけにすぎません。むしろ、そうした「心の気づきを確かめ合う」新たな映画の楽しみ方が求められてきています。しかし残念ながら映画制作サイドがそうした新たな映画の見方に対し、充分に応えているとは言えません。

こうした現状に対し、ささらプロダクションでは、弊社が単独で著作権を保有する映画作品に限り、従来の家庭視聴用DVDの他に新たに上映権付きDVDを販売することに致しました。

2.好きな時に、好きな場所で、みんなで見る映画


上映権付きDVDの特徴は一般家庭視聴用DVDとは異なり、不特定多数の個人、団体で上映会を企画し、「みんな」で見る権利を予め備えているということです。こうしたデジタルコンテンツをささらプロダクションでは「アカデミック版」と名付けました。「アカデミック版」を利用し、有料上映会を企画され入場料を設けても、弊社から入場料の割分を請求されることはありません。一度、購入されたら、いつでもどこでも、ご自身で企画される催し物に自由にお使い頂けます。これまでに「アカデミック版」をご購入頂いた主な団体は以下の通りです。

環境問題翻訳チーム・ガイア、大倉山ドキュメンタリー映画祭実行委員会、川崎市宮前市民館、常葉大学経営学部大久保研究室、日本女子大学人間社会学部現代社会学科、明治大学農学部、明治大学商学部、早稲田大学人間科学学術院、駿河台大学、国学院大学文学部、国立歴史民俗博物館、総合地球環境学研究所、川崎市市民ミュージアム、若狭三方縄文博物館、八ヶ岳美術館、柿生郷土史料館、北海道大学生協書籍部、中央大学生協書籍部、明治大学付属中野中学・高等学校図書館、川崎市立図書館、埼玉県本庄市立図書館、埼玉県小鹿野町立図書館、土祭実行委員会、湯布院文化記録映画祭、本と珈琲SOIL「星野道夫文庫」、日本出版貿易株式会社、伊佐ホームズ株式会社?ほか(個人購入者を除く)

 

3.「アカデミック版」を使ってできること、できないこと


・有料(無料)上映会 ◯
・教育機関、公共施設内での上映、および利用者への貸出(館内、館外を問わず) ◯
・再販売 ×
・複製、改編、改造 ×
・映像の再利用(紙面への転載、出版など) ×
・映画館、放送、WEB上の配信 ×

上記以外の利用や不明な点は、お問い合わせください。ささらプロダクションでは心を込めて制作した作品を多くの皆様にご覧頂けるよう、これからも様々な工夫を試みて参ります。

2016.6.10追記 DVDの名称変更「みんなで見る映画」から「アカデミック版」へ
2016.2.29追記 「みんなで見る映画」を使ってできること、できないこと