谷戸の行事食が始まります!

〝Café&Restrant谷戸の下〟は、土橋に15代続くお百姓の家が受け継いできた「一枚の畑」を守りたいという願いから生まれました。

「畑を守る」とは、作物を育て収穫し続けることのみならず、その背後では、常に畑の草を引き、土壌を肥し、場を整える仕事が欠かせません。さらに、虫や病害、台風、旱魃、冷害など、そこには人間の力では敵わない相手が存在します。

地域のお祭りと繋がり、恵みをもたらしてくれる風土に感謝の念を捧げる行事は、人と人が協力し、風土と直りあう最も大切な行いです。それらが、この地域の唯一無二の基層文化を創り出してきたにもかかわらず、新しく移り住んだ多くの人々には知られていません。

 また、土橋界隈には、全国から「伝統の食事や行事」を身に宿した方々もお住まいです。土橋の行事食を通して、環境問題とも深く通底する「風土と共に生きてきた智慧」を未来に活かすきっかけを作りたいと考えています。

その一 「初午(はつうま)の膳」2月6・7・8・13・14日の五日間
※15日(土)は「土曜日の会」開催により臨時休業です。


 初午の膳(予定されている品) 2,500円(税込)
お赤飯、お煮しめ、宝袋(お揚げで包んだもの、中身はお楽しみに!)、胡麻塩を入れている紙の包み(地元の伝統的な包み方があります)そして、新しい〝谷戸の下Style〟のお料理。さらにお飲物、お団子、お土産(竹の笹に包んでお持ち帰り)もつきます!初午の行事についての解説やちょっとしたワークショップも予定しております。


「初午」とは、年の最初の「午」の日を指し、2020年は2月9日です。全国的にお稲荷さんを祀る日とされ、稲荷ずしを作るお宅も多いようです。

谷戸の下の屋号で呼ばれてきた我が家では、お稲荷さんの祠に必ず捧げる物があり、その作法もあります。映画『オオカミの護符』にも記録していますが、朝一番に〝藁づと〟を作り、そこに赤飯を盛り、油揚げを乗せて、お稲荷さんに捧げます。各家々の祠を祀ると同時に、土橋神社でも「初午祭」が行われ、前日の「宵宮(よいみや)」では、お焚き上げの行事も行われます。

家々では、神々に捧げたものを今度は人間が集っていただきます。直会(なおらい)の席には、南天の葉をあしらった赤飯、油揚げのお菜、煮しめが欠かせません。

 今回、Café&Restrant谷戸の下では、伝統の形を重んじた「赤飯、油揚げのお菜、煮しめ」+新たな「谷戸の下Style」のお料理との共演によって、この土地の新たな試みをお愉しみいただきたいと考えております。皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。(mico)

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