イラスト:近藤圭恵

映画会費用

 全費用= α)映画上映費 + β)講演費 + Γ)必要経費

映画会のすべての費用は、上の三つの費目を合わせた金額になります。お申し込みは下記のボタンよりお願いします。お申し込みフォームのページに移行します。以下の表示金額は全て税込価格です。

α)映画上映費

 「ものがたりをめぐる物語」 :36,000円(前編もしくは後編のみ、各61分)、72,000円(前後編2部作)
 「オオカミの護符」アカデミック版:73分 25,000円/オリジナル版:114分 36,000円
 「うつしの静寂に」アカデミック版:60分 25,000円/オリジナル版:96分  36,000円

β)講演費

   製作者(監督やスタッフなど)を上映会にお招きくださるときの一人当たりの費用

 1)オンライン参加
  ① 質疑応答のみ:11,000円〜/1h

 2) 映画会会場
  ① 質疑応答のみ:22,000円〜/1h  
  ② シネマセッション:55,000円~/1.5h(90分)

Γ)必要経費

   宿泊費(宿泊を要する場合) 交通費(車・電車など)、上映機材費(弊社の上映機材を利用する場合)など。

※シネマセッションの平均的な実施時間は90分です。最初にスライドを投影し、映画を振り返りながらその回のシネマセッションのテーマについてお話をします。およそ30分です。その後、参加者との対話に1時間ほどかけます。シネマセッションのテーマは主催者(主催団体)と話し合いを元にして決めます。質疑応答の会は、スライドを用意せず、参加者のご質問等にお答えします。

※講演費はこれまでの実態を踏まえて目安としてあげています。講演内容やご予算、収容可能人数(定員)等に応じてご相談しながら最終的に決定します。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

上映のみの申し込みも承っています。ささら企画運営のコミュニティサイト HomeTownNote(ホームタウンノート)に団体会員としてご登録いただくことで、すぐに上映会を開催することができます。会員登録や映画の購入方法などは、「初めての方へ」もしくは「使い方ガイド」をご覧ください。

シネマセッション(絵解き物語)、講演者:由井英|映画作家
1~3枚目:ギャラリー櫟|伊佐ホームズ(東京都、世田谷) 写真撮影:安岡花野子 2022.6.4
4・5枚目:東京都埋蔵文化財センター(東京都、多摩市) 2022.5.28
上映作品は共に「ものがたりをめぐる物語 前編 地下の国へ」

シネマセッションとは?

映画を観たあと、すぐには言葉にならない感情に包まれたことはありませんか。

見たこともないのに懐かしいと感じる風景
訳もなく脳裏で繰り返えされる音楽
忘れた頃にふと思い出す人の表情や仕草
モノクロの映像なのに鮮やかな色が見えたり
なぜか、突然胸を締め付けられるような悲しみに襲われたり

それらは映画があなたに与えた影響ではなく、映画に触発されて偶然現れたあなたの深層からのシグナルやメッセージではないでしょうか。もしそうであるならば、自分の受け止め方と他の人の受け止め方を交わし合うことで何が起こるだろうかと想像したくもなります。映画を観る場でこれまで「誰も目にすることのなかった絵」が描けそうです。その絵はおそらく、私たちの社会や世界を映している鏡だと思うのです。

私たちは誰もがジグソーパズルのワンピースを心の内に持っています。それらは複雑で、形は他の人とは全く異なります。映画を拠り所としてそれぞれのワンピースを持ち寄り、組み合わせ、その場限りの二度と再現のできない絵を作り上げてみたいのです。

それがシネマセッションです。

映画を見て終わるのではなく、映画を観たあとから始めたいのです。あなたの大切な場でシネマセッションを一緒に企画してみませんか。

映画作家 由井 英