映画を観たあと、すぐには言葉にならない感情に包まれたことはありませんか。

見たこともないのに懐かしいと感じる風景
訳もなく脳裏で繰り返えされる音楽
忘れた頃にふと思い出す人の表情や仕草
モノクロの映像なのに鮮やかな色が見えたり
なぜか、胸を締め付けられるような悲しみに突然襲われたり

それらは映画があなたに与えた影響ではなく、映画に触発されて偶然現れたあなたの深層からのシグナルやメッセージではないでしょうか。もしそうであるならば、自分の受け止め方と他の人の受け止め方を交わし合うことで何が起こるだろうかと想像したくもなります。映画を観る場でこれまで「誰も目にすることのなかった絵」が描けそうです。その絵はおそらく、私たちの社会や世界を映している鏡だと思うのです。

私たちは誰もがジグソーパズルのワンピースを心の内に持っています。それらは複雑で、形は他の人とは全く異なります。映画を拠り所としてそれぞれのワンピースを持ち寄り、組み合わせ、その場限りの二度と再現のできない絵を作り上げてみたいのです。

それがシネマセッションです。

映画を見て終わるのではなく、映画を観たあとから始めたいのです。あなたの大切な場でシネマセッションを一緒に企画してみませんか。

映画作家 由井 英

シネマセッション(絵解き物語)、講演者:由井英|映画作家
1~3枚目(上の段):ギャラリー櫟|伊佐ホームズ(東京都、世田谷) 写真撮影:安岡花野子 2022.6.4
4・5枚目(下の段):東京都埋蔵文化財センター(東京都、多摩市) 2022.5.28
上映作品は共に「ものがたりをめぐる物語 前編 地下の国へ」

6枚目(下の段・右下):東京都埋蔵文化財センター(東京都、多摩市)2022.12.17
「ものがたりをめぐる物語」後編上映

映画会費用

映画会のすべての費用は、下の三つの費目を合わせた金額になります。参加費(入場料)は映画会の主催者が無料から有料の価格設定まで自由に決められ、

参加費はすべて主催者の取り分」になります。

 全費用= α)映画上映費 + β)講演費 + Γ)必要経費

α)映画上映費(作品別):

 「ものがたりをめぐる物語」 :36,000円(前編もしくは後編のみ)、72,000円(前後編2部作)
 「オオカミの護符(アカデミック版:73分)」:25,000円
 「うつしの静寂に(アカデミック版:60分)」:25,000円

*上映素材は弊社が運営するコミュニティサイト 『HomeTownNote』(ホームタウンノート)上の配信映画を利用していただきます。団体会員登録していただくと、映画の購入、上映、お支払いなどが全てインターネット上で済ませることができます。詳しくはお問い合わせください。

β)講演費 (*1)

   製作者(監督やスタッフなど)を上映会にお招きくださるときの一人当たりの費用

 1)オンライン参加
  ① 質疑応答のみ:10,000円〜/1h

 2) 映画会会場
  ① 質疑応答のみ:20,000円〜/1h  
  ② シネマセッション (*2):35,000円~/1.5h(90分)

Γ)必要経費

   宿泊費 交通費(車・電車など)

*1 講演費はこれまでの実態を踏まえて目安としてあげています。講演内容やご予算、収容可能人数(定員)等に応じてご相談しながら最終的に決定します。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

*2 シネマセッションの平均的な実施時間は90分です。最初にスライドを投影し、映画を振り返りながらその回のシネマセッションのテーマについてお話をします。それをきっかけに参加者との対話に1時間ほどかけます。シネマセッションのテーマは毎回、変わります。質疑応答の会は、スライドを用意せず、参加者のご質問等にお答えします。

「上映のみ」の申し込みも承っています。『HomeTownNote』に団体会員としてご登録いただくことですぐにご利用いただけます。会員登録や映画の購入方法などは、「初めての方へ」もしくは「使い方ガイド」をご覧ください。