企画制作作品

hitoana

製作中 ものがたりをめぐる物語 全2部作


製作支援:公益財団法人トヨタ財団 / 後援:公益財団法人八十二文化財団

諏訪大社の縁起物語とされる「甲賀三郎」伝説。消えた姫を探しに出かけた三郎は、蓼科山の人穴から地下の国を彷徨うことになる。やがて三郎はひとりの娘に出会い結ばれるが、地上に残した姫を思い出し、再び地上に戻る。そのとき三郎の姿は蛇に変わっていた。この「ものがたり」は何を語ろうとしているのか? 人穴、地下、蛇などの様々なキーワードが映画を意外なところへ導いていく

イラスト:近藤圭恵 (website)
   

 

 

とんもり再現写真 523 
うつし世の静寂に  


製作支援:公益財団法人トヨタ財団
後援:公益財団法人八十二財団 佐久市教育委員会
本編:96分/2010年製作

人の暮らしは今も昔も自分の力や家族の支えだけでは成り立たず、様々な人々の助けを必要とする。みんなで力を合わせて物事を達成するときに、我々の先祖は何を拠り所にしてきたのか。川崎市宮前区初山では今も様々な「講」が組まれ、人々が支え合いながら生きている。映画は最後に明治時代の神社合祀により社を失った「杜(もり)」の中で、獅子舞が再現されていく姿を記録する。三世代(10歳代から80歳代まで)が同じ舞を繰り広げる姿に、講によって育まれてきた人々の安らかな心情が浮かび上がる。

DVD を購入する: Tamaca

※Tamacaは、ささらプロダクションのウェブストア です。

 

 

ohkami 
オオカミの護符 〜里びとと山びとのあわいに〜


平成20年度文化庁映画賞 文化記録映画優秀賞
アース・ビジョン第17回地球環境映像際 アース・ビジョン賞

製作支援:文化庁 後援:川崎市/川崎市教育委員会
本編:114分/2008年製作

オオカミは、なぜお札に描かれたのか。素朴な問いを手掛かりに関東平野を囲む山々を訪ね、人の話に耳を傾ける。しだいに映画は、大都会のアスファルトの下に眠る関東の古層の世界へと観る人を誘う。宝登山(長瀞町)の麓では紙のお札ではなく、木製の「お箱」に描かれた御眷属様(オオカミとされている)を貸し借りしている。奥多摩の旧家の神棚には、オオカミの頭骨や肩甲骨が祀られていた。最後に三峯神社に神領民として暮らしてきた古老は冒頭の素朴な問いに、ひとつの答えを与えてくれる。

映画の見どころ DVD を購入する: Tamaca

 

 


委嘱作品

奈良町の会所OP
奈良町の会所 ーうけつぐ祈りとつどいー


文化庁地域伝統文化総合活性化事業 継続事業平成23年度採択 奈良町の「会所」と信仰行事撮影・調査事業成果
企画制作:社団法人奈良まちづくりセンター /製作:ささらプロダクション
本編:48分(非売品)/平成23〜24年度

奈良町の共同体の要として機能してきた会所。会所内には神仏を祀る祠堂がある。町内自治の決定は神仏の御前において神仏に誓って遵守されてきた。人々は厳粛な法要や神事の後の直会、御斎において神仏とともに一味同心する。村に「講」があるように、町の精神的絆帯に「会所」がある。

 

 

akamono
鴻巣の赤物 ー民俗技術の記録ー


文化庁委託 平成22年度ふるさと文化再興事業「地域伝統文化伝承事業」
企画制作:鴻巣の赤物保存会 /製作:ささらプロダクション
本編:28分(非売品)/平成22年度

かつて家には子供の健やかな成長を見守る人形や置物がたくさんあった。鴻巣の赤物(国指定重要無形民俗文化財)は子供の玩具であり、赤い色は疱瘡(天然痘)除けの意味もあったという。作品では、桐の大鋸屑を固めて造られる鴻巣の赤物の製作技術を丹念に記録している。